大原孝治が率いるドン・キホーテと大手コンビニの新しい関係について

ディスカウントストアで有名なドンキホーテホールディングスが大手コンビニと提携したことが大きな話題になっています。都内3店舗で共同実験をスタートしており、店舗にはドンキホーテが推奨する日用品や加工食品が導入されます。この導入により、コンビニでは取扱商品数が一気に増えることとなるのです。

実験店舗のある地元では圧縮陳列が話題になっており、大原孝治率いるドンキホーテホールディングスは自前のリテールテクノロジーの開発と導入も目論んでいます。
この業務提携の中には、店舗運営用のデジタルソリューションや次世代新レジの共同開発、ビッグデータの活用などが盛り込まれます。大原社長はインタビューで、インターネットとリアルには境界線がないと語っています。顧客がスマートフォンを持っているという前提で店作りを行う構想についても明かしました。コンビニ業界ではリテールテクノロジーの導入が進み、開発競争が激化しています。競争の中でどのようなアイデアが生まれてくるのかが期待されます。
大原社長が思い描いている次世代店舗のイメージ映像のことがインタビューでも話題になっています。リテールテクノロジーに参入するのは誰もやっていないからだと語る大原社長は、社内でもデジタル化を推進しています。会議だけでなく商談もチャットです。デジタルを利用することで全部がデータベースに集約されるメリットがあると大原社長は話しています。